戸籍は何に必要ですか?【横浜市戸籍取寄せ代行】
お世話になっております。
横浜市、川崎市を中心に戸籍収集取寄せ、公正証書遺言、相続手続きを行っているこぐち行政書士事務所です。
当サイトをご覧くださいまして誠にありがとうございます。
前回に続き、戸籍について書いていきます。

戸籍はどんなときに必要ですか?
戸籍の主な使い道は証明書です。
戸籍の提出を求められる手続があります。
戸籍の提出を必要とする主な手続きには、
・相続税の申告
・相続による金融機関の預貯金の名義変更
・相続による不動産の名義変更
・本籍地以外の場所に提出する婚姻届
・生命保険金の請求
・相続による年金支給請求
・パスポート申請
などがあります。
相続関連の手続では、正当な相続人を確認するために戸籍を必要としています。
パスポート関連の手続では、国籍を証明するために戸籍を必要としています。
ちなみに、戸籍があるのは日本国籍の人だけなので、日本に住んでいる外国籍の人には戸籍はありません。
また、証明書類として使われることの多い戸籍ですが、有効期間がありません。
戸籍に記載されている身分関係は、発行された翌日にも変更される可能性があるからです。
具体例として、婚姻届は24時間365日無休で市区町村役場は受け付けています。
参考:横浜市のHPより
各区役所夜間・休日受付窓口
夜間、休日など戸籍課窓口での受付時間外
注意事項
- この時間帯は、受付後すぐに内容の確認ができないため預かり扱いになります。翌開庁日以降に戸籍担当の職員が内容を確認し、不備がなければ受付日にさかのぼって受理となり、婚姻届を提出した日が、戸籍に記載される「届出日」になります。
- 届書の記載に不備があった場合等は、届書の記載内容訂正のために開庁時間内に再度ご来庁いただくことがあります。そのため、なるべく提出日以前の開庁時間内に、届書に不備等がないか確認を受けてください。
夜間、休日などに受け付けた届出の各種証明の発行時期について
届出が受理されてから証明書がいつ発行できるかについては、証明書の種類(住民票、各届受理証明書、戸籍全部事項証明書)や、届出時の住所または届出後の本籍の場所(横浜市にあるか、横浜市外か)によって異なります。
また、大型連休等、特異日(2月14日、7月7日)など、戸籍届出が多い日に届出された場合は、発行までに日数がかかることがあります。
具体的な日数を確認したい場合は、電話などで届出する区役所戸籍課までお問い合わせください。
役所の窓口が閉っている時間には、役所の職員などが受け取ります。
役所は婚姻届を提出したい人の意思を妨げないために、いつでも婚姻届を受け付けています。
婚姻関係にあるのか、ないかは、相続のときに問題となります。
婚姻関係にあると財産を相続できて、婚姻関係にないと財産を相続できないからです。
配偶者は必ず法定相続人になれるので、相続財産をもらえることになります。
配偶者でなければ、相続財産をもらう権利はありません。
戸籍に記載されている内容は変更になる場合があるので、必要とする際は最新の戸籍を取寄せた方が良いです。
以上、戸籍はどんなときに必要ですか?について書きました。
遺言書・相続手続の際には、生まれた時から現在までの連続した戸籍謄本を集める必要があります。
また、遺言書を作成するか決めかねている場合は、ご自身の戸籍を集めてみるのは如何でしょうか?
リンクもご覧いただけたら幸いです。
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