戸籍の年式を見分ける方法【横浜市戸籍取寄せ代行】

お世話になっております。

横浜市、川崎市を中心に戸籍取寄せ代行、公正証書遺言、相続手続きを行っているこぐち行政書士事務所です。

当サイトをご覧くださいまして誠にありがとうございます。

前回に続き、戸籍について書いていきます。

戸籍の年式を見分ける方法明治19年式、明治31年式、大正4年式、昭和23年式、平成6年式。

リンク:横浜市戸籍

リンク:川崎市戸籍

戸籍を取得した際、それが何年式の戸籍なのか見分ける方法があります。

見分けたい戸籍の最初のページにあらかじめ印刷されている枠の中の文字で判断できます。

現在取得することができる戸籍は下記の5種類あります。

 ①明治19年式

 ②明治31年式

 ③大正4年式

 ④昭和23年式

 ⑤平成6年式

これらの戸籍はそれぞれ枠の形式に特徴があるので区別ができます。

明治19年式戸籍だけの特徴

㋐既存の枠の中に「戸主」という文字があります。

因みに戸主という文字が使われているのは、明治19年式、明治31年式、大正4年式のみです。

㋑既存の枠の中に「前戸主トノ続柄」という欄がありません。

つまり、㋐と㋑の両方の条件を満たしている戸籍は「明治19年式戸籍」となります。

画像明治19年式

明治19年式戸籍は廃棄されていることもあります。

手に入ることができる一番古い戸籍です。

明治31年式だけの特徴

㋐戸籍用紙の枠の中に「戸主ト為リタル原因及ヒ年月日」欄があります。この欄は明治31年式戸籍にしか有りません。

大正4年式戸籍

㋐戸籍用紙の枠の中に「戸主ト為リタル原因及ヒ年月日」欄が有りません。

㋑戸籍用紙の枠の中に「前戸主トノ続柄」という欄があります。

昭和23年式戸籍

㋐戸籍用紙の中に「戸主」の文字が含まれていません。

㋑内容が縦書きになっています。

平成6年式戸籍

内容が横書きになっています。

遺言書・相続手続の際には、生まれた時から現在までの連続した戸籍謄本を集める必要があります。

また、遺言書を作成するか決めかねている場合は、ご自身の戸籍を集めてみるのは如何でしょうか?

リンクもご覧いただけたら幸いです。

リンク

戸籍集め講座2000円(実際に私の戸籍を墨塗なしでお見せします)

小さな終活~まずは戸籍集めから~(遺言書はハードルが高いと感じている方にお勧めします。1名様7万7千円)

弊所トップページ